ナツメロを生業とする人たち

「定期を買いに行かないと破産するんです」と、すごい理由で残業を断り、
定期を購入して(数分で終了)、さっさと帰宅。
テレビなんかをつけてみた。
サッカーをやっている。
興味がわかない。
タイミングよく友達から「サッカーで盛り上がって、いやなことを忘れちゃおー♪」的なメールが届く。
残念ながら現在、いやなことや忘れたいことは特にない。
いや、忘れたいことや悩みはあるにはあるけど、
サッカーで盛り上がったところで根本的解決には一切ならない。

そこでチャンネルを変えてみる。
ナツメロを歌っている人がたくさんうつっている。
もはや、ナツメロ=生業、という人たちだ。
リアルタイムではもちろん知らないが、原曲に多少のアレンジ(ためてみたり、わざと音程を外してみたり)を加えることで、「これってナツメロじゃないよ的現代感」を演出しようとしている傾向が見られて、悲しくなる。
ゴダイゴとかにはその傾向が見られない。これは賞賛。


先日、某タレントさんのインタビューに行ってきた。めっちゃめちゃかわいくて、気さくで、よく笑い、たくさん話をしてくれる人。テレビのままで嬉しかった。撮影アリのため同行したフォトグラファーと、インタビュー帰りに「笑顔かわいかったよなぁー」「めっさいい人やったなぁー」と和む。
しかし、あがってきたポジを見て思わず「ガッデム!」と叫ぶ。
笑顔の写真がほとんどない。つーか、ない。皆無。しかも棒立ち。ガッデム!!!!!!
記憶が走馬灯のように蘇る。
撮影中、マネージャーさんと原稿の校正どないしまひょ、とか新番組始まるんすねーとか談笑している横で「クールな感じで」「レンズを睨む感じで」というフォトグラファーが言っていたような。

はい、編集者のミスですよね。
私が悪うございました。
サッカーでも見て盛り上がって、忘れよう。
と思ったら、もう試合終わってるやん。